【香川】外壁塗装が必要なサインは？よくある症状とおしゃれに塗装するコツ

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外壁の塗り替えをしようか悩んでいる間も、外壁の経年劣化は待ってはくれないのが現実です。大切な我が家のためにも、外壁塗装のタイミングを逃さないようにしましょう。

この記事では、外壁塗装が必要なサインと放置するリスク、おしゃれな外壁塗装のコツなどについて解説します。

毎日目にするキッチンやお風呂などとは異なり、じっくり見ることの少ない外壁は、劣化や汚れに気付きにくいといえます。しかし、新築やリフォームから5年、10年と経過した家の外壁からは、様々なサインが出されているのです。ここでは、そうしたサインを見逃さないために、外壁素材の種類ごとの劣化症状について解説します。

家の外壁材には様々な種類があります。ここでは、モルタル外壁・サイディング外壁（窯業系）・ALC外壁・コンクリート外壁・金属製外壁の5種類について、外壁塗装の劣化症状と、塗り直す時期の目安をお伝えします。

モルタル（塗壁）

水・セメント・砂（細骨材）が主原料で、網状の金物に塗り固めていく左官工事により作られる外壁です。

• 経年で現れる症状：色あせ、カビ、コケ、剥がれ、ひび割れ
• 塗装時期：約8年から10年

サイディング外壁（窯業系）

「サイディングボード」と呼ばれるパネル板を張り付けて作られます。セメントが主原料で、ボードのつなぎ目にはコーキング（シーリング）材を使用します。

• 経年で現れる症状：変形、ひび割れ、色あせ、剥がれ、カビ・コケ・藻の発生、コーキング劣化
• 塗装時期：約5年から8年

ALC外壁

ALC（軽量気泡コンクリート）パネルを張り付けて作られます。つなぎ目にはコーキング材を使用します。

• 経年で現れる症状：色あせ、ひび割れ、欠損、カビ・コケの発生、鉄骨（内部）のサビ、コーキング劣化
• 塗装時期：約5年から10年

コンクリート外壁

コンクリートの地肌が出ている「打ちっぱなし」といわれる、頑丈でおしゃれな外壁です。

• 経年で現れる症状：ひび割れ、カビ・コケの発生、水シミ、汚れ、鉄筋のサビ
• 塗装時期：約6年から10年

金属製外壁

亜鉛メッキ鋼板を加工したトタン外壁や、主にガルバリウム鋼板を素材とする金属製サイディングなどがあります。

• 経年で現れる症状：色あせ、ゆがみ・凹み、浮きサビ・赤サビ・白サビの発生、塩害、塗装の割れ・剥がれ、コーキング劣化（金属製サイディングの場合）
• 塗装時期：約10年から15年

ここでお伝えした塗装時期はあくまでも目安です。使用する塗料や家の立地などによっても、劣化の状態は異なってきます。目安の年数に達していなくても、ご紹介したような劣化症状があれば、外壁塗装をご検討ください。

よくある外壁塗装の劣化症状について、より細かく見てみましょう。外壁材の種類により異なる点もありますが、一般的な症状について解説します。

汚れ・色あせ

排気による汚れ、水切れが悪くなったことから生じる黒ずみ汚れなどがあります。色あせの多くは紫外線によるダメージが原因です。

カビ・コケ・藻の発生

カビ・コケ・藻は多湿の場所に発生します。もし発見した場合、外壁自体の防水機能が失われているサインと捉えましょう。また、コーキングの劣化で水分が外壁材に侵入し、見えない部分でカビが発生している場合もあります。

ひび割れ

主にモルタル外壁やコンクリート外壁に見られる亀裂のことです。

表面の塗膜に発生する比較的小さなひび割れはヘアークラックと呼ばれ、多くは弾性塗料などによる修復が可能です。

一方、幅0.3mm以上、深さ5mm以上の大きなひび割れは構造クラックと呼ばれ、建物の構造や安全性に影響を与える可能性が高く、業者による大掛かりな修復が必要となる場合があります。

反り・ゆがみ

主にサイディング外壁に見られる反りやゆがみは、酷い場合は外壁自体の取り換えが必要となる場合があるので、早めに対応しましょう。

コーキングの劣化

サイディング外壁とALC外壁には、つなぎ目としてコーキング材が必ず使用されています。経年による硬化、ひび割れ、破断、肉やせのほか、コーキング材に含まれる可塑剤成分が表面ににじみ出るブリード現象などがあります。外壁材への水分侵入を防止するためにも、コーキングのメンテナンスも必須です。

チョーキング

外壁に触れたときに手につく白い粉は、「チョーキング」と呼ばれる外壁劣化症状の一つです。劣化した合成樹脂や添加剤から、顔料がむき出しになった結果、発生する現象です。チョーキングは塗料の劣化症状の最もわかりやすいサインといえるでしょう。チョーキングが発生していないか、外壁に触れてチェックしてみてください。

塗装の塗り直しは多くの費用がかかるため、躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、劣化を放置することで相場以上の費用がかかってしまう可能性もあります。劣化が気になったら放置せず、業者に相談するのがおすすめです。

上記でご紹介したような劣化を無視し、外壁塗装の塗り替えを先送りするとどうなるのでしょうか。また、塗り替えするからには、家を美しくおしゃれに変身させたいという方も多いはずです。

ここでは、外壁塗装の劣化を放置するリスクと、おしゃれな外壁塗装を実現させるポイントについてご紹介します。

外壁塗装の劣化を放置すると、以下のリスクがあります。

外観のイメージダウン

毎日暮らす家の外観が劣化していく様子は、決して気持ちのよいものではありません。また、将来的に売却している場合、外観が悪いと見積り価格を大きく下げる要因になってしまいます。

住人の健康被害

シックハウス症候群といって、内装に使われる化学物質や、ホコリやダニ、カビが原因でアレルギー症状を引き起こす場合があります。

しかし、その要因は内装だけにあるのではありません。外壁の劣化が進むと壁の中に少しずつ水が侵入し、室内湿度を上昇させカビが発生しやすくなり、アレルギー症状の原因になってしまう可能性もあるのです。

住人の健康のためにも、外壁への配慮は内装同様に必要といえます。

家の寿命が短くなる

人間の場合、健康診断で見つかった重大な症状をそのまま放置すると、深刻な事態を招きかねません。家に関しても同様で、劣化サインを放置すれば結果的に家の寿命を縮めることになります。

費用リスクが高くなる

劣化した外壁塗装を放置していても、よくなることは決してありません。雨漏りなどになってしまうと、外壁塗装以上に費用がかかってしまいます。

劣化を放置することで建物の構造部分にまで影響が出てしまった場合、相場を見てもかなりの費用がかかってしまうため、外壁塗装の劣化の段階で対処することが重要なのです。

外壁塗装には、家を美しく長持ちさせることはもちろん、家を好きな色に塗り替えられる楽しみがあります。ここでは、おしゃれな外壁塗装を実現するポイントをご紹介します。

塗装のデザインを決める前に確認すること

外壁塗装が気になり出したら、実在する家の外壁のデザインや色を意識して観察してみましょう。よく見ると外壁材の違いや、光の当たり具合、面積の比率などでも色やデザインの印象が大きく変わることを実感できます。

また、イメージを言語化し家族で共有することも大切です。モダン・シック・メルヘン・クール・和風・カントリー調など、まずはデザインの方向性を家族で話し合い共有しましょう。業者に相談するときも、方向性を言語化することでイメージが伝わりやすくなります。なお2色塗りなど、塗装パターンで費用が異なる場合がありますので、見積り依頼の際にはパターン別の相場を聞いてみましょう。

そして、屋外と室内では色の見え方が異なります。できれば色見本は屋外でも確認してみてください。

人気の色をチェック

外壁塗装の塗料の色は、ベージュ・ホワイト・グレー・ブラックなど、落ち着きのある色が人気です。

ベージュやホワイトは定番ですが、以前は暗いイメージを持たれていたブラックも、今はモダンな色として選択する方が増えてきています。

色の組み合わせを意識する

外壁を2色で塗りわけるツートンカラーも人気です。

ピンク・レッド・オレンジなど目立つ色を希望する場合、ホワイトと組み合わせれば取り入れやすく、個性的かつ柔らかい印象を持たせることができます。淡い色同士の掛け合わせはシックな印象で、落ち着いた雰囲気が好きな方におすすめです。

ホワイト×ブラックまたはグレーの組み合わせは、よりモダンな雰囲気を演出できます。

外壁の色やデザインは、基本的にはご自身の好みで選ぶことになります。不安な場合でも業者に相談することで適切なアドバイスがもらえるので安心です。

外壁の劣化は様々な症状から判断することができます。自分で判断できなくても、定期的に業者に依頼するなどして、適切な時期にメンテナンスを行うようにしましょう。

外壁塗装は相場価格で見ても決して安い金額ではないため、後悔しないよう色やデザインにもこだわるのがおすすめです。

香川で外壁塗装の依頼をお考えなら、完全自社施工・実績豊富な地元業者である平成塗装へ、見積りをご依頼ください。長年の知識と経験から、最適なご提案をさせていただきます。

外壁塗装だけでなく、屋根・屋上塗装や内装塗装にも対応可能です。まずは見積りやご相談だけでも、お気軽にお問い合わせください。